三菱自動車、「ランエボ」最終モデル1000台完売


四輪駆動のスポーツセダン、23年の歴史に幕

三菱自動車、「ランエボ」最終モデル1000台完売

 三菱自動車は20日、「ランエボ」の愛称で親しまれた四輪駆動のスポーツセダン「ランサーエボリューション」の最終モデル1000台が完売したと発表した。

 ランエボは1992年の発売以来、累計約10万台を販売し、同社のブランドイメージ向上に貢献したが、需要が見込めなくなったため、約23年の歴史に幕を閉じる。

 最終モデルは、ランエボ10代目の特別仕様車。納車は同日から順次始め、来年3月までに終える。三菱自は、ランエボで培った四輪駆動技術を生かし、スポーツ用多目的車(SUV)と電動車両の生産に力を入れていく方針。