9000人が自慢の伝統衣装で2時間恒例の行進
独バイエルン州ローゼンハイムで
ドイツ南部のバイエルン州ローゼンハイムで19日、州の伝統衣装を着る恒例行事が催され、約9000人が自慢の服に身を包んだ姿を披露した。
男性は刺しゅうを施した革製ズボンのレーダーホーゼンと長い靴下、女性はレース付きのブラウスに上着、エプロン、コルセットのディアンドルという衣装で着飾り、気温が33度に達する中、約2時間にわたって行進。見物人の喝采を浴びた。
この行事は1890年から続いている。50年間にわたって参加し続けているマリールイゼ・コラーさんは「本当に暑かったが、子供の頃から着ているので大丈夫」と言ってほほ笑んだ。(ローゼンハイム〈ドイツ南部〉AFP時事)