「全国移住ナビ」地方移住促進へキャンペーン


総務省がJR東日本や東京メトロと連携

「全国移住ナビ」地方移住促進へキャンペーン

「全国移住ナビ」をPRする(左から)JR東日本の冨田哲郎社長、高市早苗総務相、東京メトロの奥義光社長=6日午後、総務省

 総務省は6日、地方移住への関心を高めるため、JR東日本と東京メトロと共同で、移住情報を総合的に提供するポータルサイト「全国移住ナビ」の広報キャンペーンを20日から実施すると発表した。9月まで首都圏の電車内や駅構内にポスターなどを掲示。8月上旬と9月上旬には、電車内で安倍晋三首相の動画メッセージも流す。

 高市早苗総務相は、同省を訪れたJR東日本の冨田哲郎社長と東京メトロの奧義光社長に「たくさんの方に移住ナビを知っていただきたい。地方から日本のGDP(国内総生産)を押し上げていくんだという気概でやっている」と述べ、協力を求めた。

 サイトには全自治体の移住希望者向けホームページのほか、全国の求人120万件や住宅情報50万件など数多くのデータを掲載。同省は、各自治体が作成した移住促進動画の再生回数を競うコンテストも実施する。