平均年齢80歳、話題の「ばあちゃん合唱団」
ネパール男性との恋歌をもとに新曲、名古屋市で今月末発表
平均年齢80歳の婦人たち約50人が団員で話題の「ばあちゃん合唱団」(愛知県名古屋市)の団歌「愛のラブバード」が完成した。6月27日には名古屋市女性会館「イーブルなごや」で発表会も予定され、婦人たちは練習に励んでいる。
この「愛のラブバード」の元の歌は日本人女性とネパールの首都・カトマンズ出身男性との恋愛を歌った「ラブバード・カトマンズ(伊神権太作詞)」。合唱団生みの親で作曲も手掛ける嶺田久三主宰(84)が歌いやすく音階を全体に低くし、詞も伊神氏と相談の上、差し替え新曲に生まれ変わった。
最近、ネパール人男性との幸せな結婚生活を送る日本人女性が帰省した際、合唱団のレッスン風景を見学、感激して一緒に歌う場面もあったという。ネパールでは大地震後の復興作業のさ中だが、合唱団が要請して、歌詞をネパールの日本人向け放送局「カトマンズ・チョータリ―」の主宰兼コメンテーター、ポカレル・本田明美さんに送り、翻訳してもらうという。