事件現場で献花、安全な街づくりを誓う


秋葉原無差別殺傷事件から7年

事件現場で献花、安全な街づくりを誓う

秋葉原無差別殺傷事件が起きた現場付近に設けられた献花台に手を合わせる女性=8日午前、東京都千代田区

 東京・秋葉原の歩行者天国で17人が無差別に殺傷された事件から7年を迎えた8日、現場の交差点には被害者の関係者や地元区長らが訪れ、花を手向けて犠牲者の冥福を祈るとともに、安全な街づくりを誓った。

 事件で友人の親族が犠牲になったという千葉県市川市から訪れたアルバイト女性(30)は「亡くなった人が(秋葉原の街を)空から見守ってくれているのかな」と涙を浮かべ、花を供えた。地元千代田区の石川雅己区長(74)も現場を訪れ、献花した。