NY、「ドーラ」を7代目の家族大使に任命
冒険好きの少女や仲間が観光地を案内、市観光局はウェブ上に掲載
冒険においでよ-。米ニューヨーク市観光局は2日、家族連れ誘致キャンペーンを推進するため、人気アニメの主人公「ドーラ」を7代目の家族大使に任命したと発表した。ドーラの大使起用は2010年に続いて2度目。
冒険好きの少女ドーラが登場するアニメは、道中で出くわすさまざまな問題を視聴者の子供と一緒に考える内容。日本語など30以上の言語に訳され、世界約150カ国・地域で親しまれている。
市観光局はウェブサイト上などにドーラやその仲間のキャラクターを使った、家族向け観光地や施設の案内を掲載。今回はスペイン語も使い、拡大が見込まれる中南米の観光客やヒスパニック系米国人の誘致に力を入れる。
ニューヨーク市では、14年の訪問客が5年連続で過去最多を更新。全体の3割を占める家族連れは過去5年間で約30%増えた。(ニューヨーク時事)