元谷外志雄氏、大手マスコミの偏向報道を批判


アパグループの代表、「理論 近現代史学」の出版記者会見

元谷外志雄氏、大手マスコミの偏向報道を批判

 アパグループ代表の元谷外志雄氏は2日、都内で、このほど上梓(じょうし)した「理論 近現代史学」の出版記者会見を開いた。元谷氏は「1945年9月19日にGHQ(連合国軍総司令部)はプレスコードを発表し、米英中批判などを禁じた30項目にわたる報道禁止事項を出したが、失効した今もそのまま自己検閲で守り続けている実態がある」と戦後ジャーナリズムの不毛に警告を発した。

 また、中国報道に関し元谷氏は「中国進出企業の数%が成功したことだけ報じ、多数を占める失敗例や、工場を売却して撤退しても、なお請求書が回ってくる実態を報じようとはしない」と、大手紙やTVの偏向報道を批判した。

 同日、開催された出版記念パーティーには1200人に及ぶ経営者や18カ国の大使、21人の国会議員が参加した。