王貞治氏が甲子園で始球式、アマとの懸け橋に
「弾みをつけられたら」プロ経験者で初めて夏の甲子園
創設100年を迎える今夏の甲子園で始球式を務めることになったソフトバンクの王貞治球団会長は、今後の発展を願い、「もう一つ弾みをつけられたら」と語った.
東京・早実高2年だった1957年春の選抜大会で優勝し、同年夏はノーヒットノーランを達成。「甲子園に出たときの気持ちは特別なもの。本当に無我夢中でやった青春のいい思い出」と懐かしんだ。久々に甲子園のマウンドに立つことには「あれから60年くらい。ちゃんと届けばいいな」と話した.
プロ経験者で初めて始球式を務める。アマとの懸け橋としての役目も感じており、「本来一つでないといけないと思うが、昔からの歴史で簡単にはいかない。こういうことで少しでも近づけば」と述べた。