「おはら祭」を東京・JR渋谷駅前周辺で再現


「渋谷・鹿児島おはら祭」に65舞踏団体2500人が参加

「おはら祭」を東京・JR渋谷駅前周辺で再現

 南九州最大の祭「おはら祭」を渋谷で再現する「渋谷・鹿児島おはら祭」(主催、同実行委員会)が17日、東京・JR渋谷駅前周辺で行われ、東京や鹿児島の65の舞踏団体から約2500人が参加した。今年で、18回目。

 会場では、色鮮やかな衣装に身を包んだ参加者が、見物客でにぎわう道玄坂や文化村通りを鹿児島民謡の「おはら節」や地元渋谷の「渋谷音頭」などに合わせて踊り歩いた。神奈川県横浜市在住の男性(68)は「初めて来たが、かなり盛大にやっていて驚いた。鹿児島出身なのだが、本場に負けないくらい人が集まっていた」と語った。

 そのほか、会場周辺では鹿児島名産のさつま揚げや焼酎などの販売や、渋谷と鹿児島の魅力を紹介する観光案内なども行われた。