山形県で電柱上に作られたカラスの巣を撤去


作られては除去を繰り返す「いたちごっこ」が続く

山形県で電柱上に作られたカラスの巣を撤去

 カラスの営巣時期を迎えた山形県で、電柱に作られた巣の撤去が進められている。材料の木の枝などで停電が起きるのを防ぐためで、昨年度は東北電力管内7県の中で最多の7192個(全体の34%)が除去された。

 山形市内では、担当者が高所作業車で高さ約13メートルの電柱上の巣を取り除いていた。「住人」とみられるつがいが上空を旋回したり近くの電線から様子をうかがったりしていたが、威嚇してくる場合もある。

 除去後は営巣防止のため障害物を置くが、作られては除去を繰り返す「いたちごっこ」が続く。