バッタライ・ネパール大使に千羽鶴を手渡す


福島の小学生が同国から受けた支援への「恩返し」

バッタライ・ネパール大使に千羽鶴を手渡す

手渡された千羽鶴を持つネパール大使館のバッタライ大使(右端)と福島県伊達市立石田小学校の児童ら=15日午後、東京都目黒区のネパール大使館

 福島県伊達市立石田小学校の6年生児童5人が15日、東京都内のネパール大使館を訪問し、ネパール大地震の被災者への見舞状と千羽鶴をマダン・クマール・バッタライ大使に手渡した。東日本大震災の被災地が同国から受けた支援への「恩返し」で、児童らは「今度は自分たちが元気づける番だと思いました」と話した。

 千羽鶴は児童が発案。全校生徒19人と教諭、保護者が、地震発生2日後から1000羽以上を折った。「一日も早い復興をお祈り申し上げます。震災の時は支援ありがとうございました。私たちも頑張っています」との見舞状も添えられた。

 贈呈式で、引率の宗形祐司校長は「特に福島県は、ネパールから心温まる支援をもらった」と謝意を表明。児童が1人ずつ「子どもたちに笑顔が戻ってくるように千羽鶴を折りました」と話すと、大使は「感動した。千羽鶴は広島で初めて見た。大使公邸の玄関に飾ります」と笑顔で応じた。

 石田小学校は、国際人道支援の人材を育成する公設国際貢献大学校(岡山県新見市)の支援モデル校で、今回の訪問は同大学校の協力で実現した。