JR東日本、新女川駅舎を公開
石巻線の全線開通を前に、同線の試運転の様子も
JR東日本仙台支社と宮城県女川町は5日、石巻線が21日に全線開通するのを前に、新設された女川駅の駅舎と、同線の試運転の様子を報道機関に公開した。
東日本大震災で被災した女川駅は、以前より約200メートル内陸寄りに移設。高さも約7メートルかさ上げされた。新駅舎は延べ床面積約900平方メートルの鉄骨3階建てで、2階に町民らが利用できる温泉温浴施設が入り、3階展望デッキからは女川湾を見ることができる。
不通となっていた石巻線の浦宿-女川間(約2・3キロ)は、2014年4月から復旧工事を開始。今月21日、駅周辺の整備事業の一部完成に合わせて開通する。