米新興ハンバーガーチェーン、来年日本に


シェイク・シャック、カールスジュニアなどが出店

米新興ハンバーガーチェーン、来年日本に

米新興ハンバーガーチェーンのシェイク・シャックが提供するハンバーガーなど(同社提供・時事)

 米新興ハンバーガーチェーンのシェイク・シャックは17日、2016年に日本市場に進出すると発表した。日本には、米ハンバーガー店のカールスジュニアも15年秋に再び出店する予定で、日本のハンバーガー市場で競争が激しくなりそうだ。

 計画によると、シェイク・シャックは小売業や飲食業を展開するサザビーリーグ(東京)と組んで、16年に東京に1号店を開店。20年までに日本で計10店舗を開く方針という。

 シェイク・シャックは04年にニューヨーク市内に1号店をオープン。抗生物質や成長ホルモンが使用されていない牛肉など食材へのこだわりで女性や若者を中心に人気を集めて急成長し、1月末にはニューヨーク証券取引所への上場を果たした。同社など新興バーガーチェーンの台頭は、米老舗の業界大手マクドナルドが直面する業績不振の一因にもなっている。

 サザビー社は、米コーヒーチェーン最大手スターバックスとの合弁事業により同社の日本進出を手掛けるなど、外資系ブランドの日本展開で定評がある。(ニューヨーク時事)