帯掛明神の「落ちない岩」に合格祈る
広島・廿日市市で、受験生を応援するグッズが人気
「決して落ちない」とされる広島県廿日市市の帯掛明神の岩にあやかり、受験生を応援する「合格祈岩(願)」グッズが人気を集めている。
帯掛明神の「重なり岩」は、高さ3メートルほどの岩の上にほぼ同じ大きさの岩が載っている。二つの岩はわずか1メートルほどの面で接し、バランスを保っている。
地元では「大地震で落ちても翌日には元に戻っていた」などの言い伝えがあり、選挙の立候補者が当選を願ってお参りに来ることもあるという。
はつかいち観光協会は地元以外にもPRしようと、1月からお守りとしおり3枚、合格に掛けた五角の鉛筆5本の3点セット(880円)を販売。1カ月で200セットが売れたという。
同協会の檜垣静江さん(41)は「お守りを肌身離さず持って、十分実力を発揮してほしい」と話している。