「雪山がすごい」「立山連峰がきれい」と笑顔
長野-金沢間で試乗会、一足早く北陸新幹線の旅を満喫
JR東日本とJR西日本は7日、3月14日に延伸開業する北陸新幹線の長野-金沢間(約228キロ)で、一般向けの試乗会を開いた。晴天に恵まれ、車窓には雪化粧の立山連峰や日本海など美しい冬の北陸の風景。21万6319人の応募の中から選ばれた参加者は、片道1時間7分の長野-金沢間を往復し、新幹線の旅を楽しんだ。
金沢駅に着いた大阪市の男子小学生(8)は「雪山がすごかった。また乗りたい」と感激。この日が誕生日の母親と乗車した千葉市の女性会社員(28)は「立山連峰がきれいだった。いいプレゼントができた」と笑顔だった。ただ、延伸区間の45%を占めるトンネルについては「もうちょっと少なければ」との声も出ていた。
試乗会は、7、8の両日に長野発と金沢発で各2回計4回開かれ、2800人が乗車する。