米新興バーガー株、ＮＹ市場で初値２倍以上に
業界大手マクドナルドの対抗勢力、シェイク・シャックが上場
米新興ハンバーガーチェーンのシェイク・シャックがニューヨーク証券取引所前で開いた株式上場記念イベント＝３０日、ニューヨーク（時事）
米新興ハンバーガーチェーンのシェイク・シャックが３０日、ニューヨーク証券取引所に上場した。同社の株式には買いが殺到して公募価格（２１ドル）の２倍以上の４７ドル台で初値を付け、上々の滑り出しとなった。終値は４５・９０ドル。
同社は、新鮮で安全な食材やコクのある味わいにこだわった「おいしいバーガー」が最大の売り。米国のハンバーガー業界では、同社など新興勢力が若者や女性らを中心に支持を拡大、業界大手マクドナルドなど伝統的なチェーンにとって大きな脅威となっている。
シェイク・シャックは２００４年にニューヨーク市内に１号店を開店、現在は米国内外に６３店舗を構える。上場で調達した１億ドルを超える資金を活用するなどして、４５０店舗への事業拡大を目指している。（ニューヨーク時事）
