天野さん「若者の応援団として精進したい」
名古屋市内でノーベル物理学賞を受賞の祝賀会
青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇名城大教授(86)と天野浩名古屋大教授(54)の祝賀会が30日、名古屋市内のホテルで開かれた。天野さんは「これからは若者の応援団として精進していきたい」と決意を語った。
久しぶりに2人そろって壇上に並んだ師弟は、約700人の出席者を前に終始緊張した面持ち。赤崎さんは、今後の研究生活について「今までとあまり変わらないと思う。変わった自分が想像できない」と述べ、これまでと同様に研究にまい進する考えを示した。
祝賀会には名城大と名大のほか、青色LEDの製品化に貢献した豊田合成の関係者らが出席した。