「日韓パラリンピックセミナー」を開く


早稲田大学・小野梓記念講堂で、日韓の会長が出席

「日韓パラリンピックセミナー」を開く

 2018年冬季の平昌、20年夏季の東京で開催されるパラリンピック大会が、障害者により開かれたものになることを目指して話し合う「日韓パラリンピックセミナー」(主催、日本財団パラリンピック研究会、早大スポーツ科学学術院)が30日、早稲田大学・小野梓記念講堂で開かれた。

 同セミナーには、韓国パラリンピック委員会の金成一会長と日本同委員会の鳥原光憲会長が出席。金会長は「障害者に対する国民の認識を高める」などと開催の意義を強調した。

 また鳥原会長は「パラリンピック・ムーブメントの波及効果が高まるよう、日韓連携のあり方を考えることが重要だ」と訴えた。セミナーでは、両国で開催された過去のパラリンピック大会が、社会に与えた影響や残した遺産(レガシー)についての検証などを行った。