トヨタが高級ミニバンを全面改良して発売
「アルファード」と「ヴェルファイア」で販売拡大を狙う
トヨタ自動車は26日、高級ミニバン「アルファード」と「ヴェルファイア」を全面改良して発売した。国内の新車販売は、昨年4月の消費税増税の影響をなお脱していないため、ファミリー層に人気のミニバンをモデルチェンジして販売拡大を狙う。
部品を小型化して床面部分を1センチ低くし、乗り降りしやすくするとともに広い車内空間を確保した。車体とタイヤをつなぐサスペンションも改良して、乗り心地の向上や安定した走行を実現した。
エンジンは排気量2500cc、同3500ccのガソリンと、ハイブリッドの3種類。航空機のファーストクラスを意識し、シート幅を10センチ広くした最高級タイプ「エグゼクティブ・ラウンジ」を新たに加えた。価格は319万7782~703万6691円(北海道、沖縄は除く)。