エベレスト入山料が大幅に引き下げられる


ネパール政府、傷ついた観光のイメージ回復を狙う

エベレスト入山料が大幅に引き下げられる

 登山シーズンにネパール側からエレベストに登る際の入山金が、従来の2万5000㌦から1万1000㌦に引き下げられた。

 昨年、ヒマラヤ山脈で遭難死者数は過去最多を記録。春のエベレストでネパール人シェルパ16人をはじめ10月には、アンナプルナ・サーキットで季節外れの暴風雪に見舞われ雪崩などで43人(うち外国人21人)が死亡した。

 入山金の大幅引き下げは、ネパール政府が、昨年の多数の遭難死者で傷ついた観光のイメージ回復を狙ったものとみられる。ネパールは世界最高峰14山のうち8山を擁し、観光は主要な国家収入となっている。(カトマンズ〈ネパール〉R・キッテル)