気象庁、ひまわり8号からの「青い地球」公開


静止気象衛星で初撮影、来年7月ごろ運用開始

気象庁、ひまわり8号からの「青い地球」公開

 気象庁は18日、10月に打ち上げた気象衛星「ひまわり8号」で試験観測した青い地球のカラー画像を初めて公開した。ひまわりは赤道上空約3万6000キロに静止しているため地球全体を撮影できる。静止気象衛星によるカラー画像は世界初という。

 青い地球は月探査を行った米アポロ宇宙船から撮影した写真が有名で、日本では宇宙航空研究開発機構の月探査機「かぐや」が月面から昇る地球の動画を撮影している。

 運用中のひまわり7号は白黒でしか観測できないが、8号は赤、緑、青の波長で観測してカラー合成できる。来年7月ごろ運用を始め、画像がホームページに掲載される予定。カラーなら黄色い黄砂や灰色の火山灰と雲を区別できるという。

 18日午前11時40分ごろ撮影された画像では、日本列島付近の筋状の雲が日本海から太平洋側の遠くまで延びている。暴風や大雪をもたらした強い冬型の気圧配置を反映しており、気象庁の横田寛伸衛星運用事業管理官は「カラーで見えて感激している」と話した。