田中投手がロッテと契約、京大から初のプロ入り
日本ハムの大谷との対戦を望む
ロッテは2日、ドラフト2位で指名した京大の田中英祐投手(22)と神戸市内のホテルで入団交渉し、契約金7000万円、年俸1500万円で契約した。史上初めて京大からプロ野球選手が誕生。田中は「課題を一つ一つ克服しながら、レベルアップしていきたい」と抱負を語った。
最速149キロの右腕は「腕を振って打者に向かっていくスタイルをプロでも続けたい」。対戦したい選手として、日本ハムの大谷を挙げた。日米野球をテレビ観戦し、投打で魅了されたという。
工学部に在籍し、卒業論文と並行してトレーニングも欠かさず、弱点と認識する股関節を強化。「プロの雰囲気、レベル、立ち位置をしっかりと考えたい」と話した。(金額は推定)