27日感謝祭の夕方、米年末商戦が本格スタート


小売店側は厳しい顧客争奪戦、ガソリン安の恩恵に期待

27日感謝祭の夕方、米年末商戦が本格スタート

27日、ニューヨークの繁華街タイムズスクエアにある玩具販売大手トイザらスの店舗前でクリスマスプレゼントを手に入れるため行列をつくる買い物客(EPA=時事)

 米国の消費動向を占う年末商戦が27日の感謝祭の夕方、本格的にスタートした。今年はガソリン価格の下落や株価の上昇で家計に余裕が生まれ、消費意欲が高まるとの期待が強く、全米小売業協会(NRF)は11~12月の売上高は前年比4・1%増と3年ぶりの高い伸びになると見込む。

 24日時点のガソリン価格は1ガロン当たり平均2ドル82セントと、同じ時期としては景気が低迷していた2009年以来の低水準。ガソリン代が家計に占める割合が相対的に大きい米国では、ガソリン安は「減税と同じ効果がある」(大手証券)といわれる。

 ただ、消費者は近年の大幅な値引き競争に慣れており、価格に対する目は厳しい。NRFの調査でも、感謝祭から週末までの4日間に買い物をするかどうかは「値段次第」と答える人が増えており、小売店側は厳しい顧客争奪戦を強いられそうだ。(ニューヨーク時事)