バイオリン部門で青木尚佳さんが2位


若手音楽家の登竜門、仏ロン・ティボーコンクールで

バイオリン部門で青木尚佳さんが2位

仏ロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールのバイオリン部門最終選考で2位に入った青木尚佳さん=20日、パリ(時事)

 若手音楽家の登竜門として知られる仏ロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールのバイオリン部門最終選考が20日、パリで行われ、ロンドンの英王立音楽大学に留学中の青木尚佳さん(22)東京都出身が2位に入った。1位はロシア人のエイレン・プリチンさん(27)だった。

 青木さんは受賞後、「予選から毎日休みなく演奏し続けたので大変だった。これまで支えてくれた母へのいいプレゼントになったと思う」と喜びを語った。同部門での日本人受賞者としては、2002年に山田晃子さんが優勝。コンクールは、日米欧など18カ国の若手演奏家43人が参加。(パリ時事)