イラク大使館で「オープンデー」を開催


ハーシミー大使「日本人にイラクの文化や風物に触れてほしい」

イラク大使館で「オープンデー」を開催

 在日イラク共和国大使館は14日、東京・渋谷の神山町にある大使館1階で「オープンデー」と称する公開文化イベントを開催した。これは今年がイラクと日本の外交関係樹立75周年であることを記念して、大使館が開催した公式イベント。

 会場では、アラー・アル・ハーシミー駐日大使が「オープンデーは大使館としても初の試みです。このようなイベントを通じて、大勢の日本人にイラクの持つ文化や風物に触れてほしい」と語った。

 1階の会場には、イラク女性が身にまとう黄色の服「ガラベーヤ」やメソポタミヤ文明を紹介した本、イラクの人々の日常生活や風物を写した写真約50点などが展示された。また、会場一画では古代イラクで栄えたメソポタミア文明のビデオプレゼンテーションも行われた。会場内で、来場者には黄土色のイラクコーヒーが小さなカップでふるまわれた。同大使によると、この日のイベントに約200人の来場者があったという。