すかいらーくの谷社長「外食の勝ち組になれる」
8年ぶりに東証1部への株式再上場を果たす
東証1部への株式再上場を果たした外食大手すかいらーくの谷真社長は9日、「来年以降、外食産業は勝ち負けがはっきりしてくるが、勝ち組になることは十分できる」と自信を示した。上場式典後、記者団に語った。
自社買収(MBO)に伴い上場廃止した2006年以来8年ぶりの市場復帰。谷社長は、この間、社員の意識やビジネスモデルの改革が進んだと強調した上で、MBOは「通らなければいけない大きな転換点で、非常に有効だった」と総括した。
同社はファミリーレストラン「ガスト」や中華の「バーミヤン」、和食の「夢庵」など約3000店を展開する。谷社長は、今後の出店ペースについて「3年間は210店に抑え、18年以降加速する準備をしたい」と述べた。