オバマ米大統領、世界遺産を「電撃訪問」
先史時代の巨石遺跡「ストーンヘンジ」へ立ち寄る
オバマ米大統領は5日、英南西部ニューポートで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の日程を終えた後、世界遺産に指定されている先史時代の巨石遺跡「ストーンヘンジ」に急きょ立ち寄った。大統領は「死ぬまでにやるべきリストが一つ減った」と述べ、訪問をずっと願っていたと明かし、危機対応で緊張が続く中で一息ついた。
大統領は首脳会議の会場を出発し、専用機が待つ飛行場に向かう途中でストーンヘンジへ。巨石の間をめぐりながら「すごい、すごい。特別な場所だ」と興奮した様子で、約20分の短い観光を楽しんだ。(カーディフ〈英南西部〉時事)