モスフード、全国から集めた変わり種野菜を


渋谷のレストラン、期間限定で提供

モスフード、全国から集めた変わり種野菜を

グリーングリルが提供する「夏野菜と魚介の真夏のブイヤベース」(手前)。右奥が使用する野菜の一部=5日、東京都渋谷区の同店

 コリンキー、ピュアホワイト、千石豆-。見慣れない名前の野菜がメニューに並ぶのは、モスフードサービスの子会社「モスダイニング」が運営するレストラン「グリーングリル」(東京都渋谷区)。市場に出回りにくい変わり種野菜を使ったコースメニューを、18日から9月15日まで期間限定で提供する。

 コリンキーはカボチャの一種で、柔らかい皮ごと食べられる。ピュアホワイトは白色の甘いトウモロコシ。千石豆は岐阜県や三重県などの伝統的な野菜だ。これらはコースの中で、魚介類と一緒に煮込んだ料理「ブイヤベース」で登場する。

 コースは前菜や肉料理なども付き、価格は4860円。使用する10種類以上の珍しい野菜は、全国の協力農家を中心に集めた。モスダイニングの友成勇樹会長は「この機会に変わった野菜を楽しんで」と話す。