アギーレ新監督「守備を固めて勝利を」
サッカー日本代表の新監督が都内で記者会見
サッカー日本代表の新監督に決まったハビエル・アギーレ氏(55)=メキシコ=の就任記者会見が11日、東京都内のホテルで行われた。過去にメキシコ代表監督としてワールドカップ(W杯)で2度指揮を執り、いずれも16強入りに導いた同氏は「日本のチームは、メキシコのプレースタイルと似ている。守備を固めて勝ちに行きたい」と2018年ロシアW杯に向けてチーム作りの指針を示した。
新監督は、代表選手の選考について、「自分の目で見ることを重視したい。国内の選手、海外の選手、全てのプレーヤーにドアは開いている」と語った。また「11人で守れて、攻められる、攻守共にできるバランスの取れた選手を求めたい」と述べたほか、「ボールを相手から奪い、試合に貢献できる」ことも選考のポイントに挙げた。
初采配は9月5日の国際親善試合ウルグアイ戦(札幌ドーム)。年内に国際親善試合を6試合戦う。日本が2連覇を目指す来年1月のアジア・カップ(オーストラリア)に向けて、新監督は「選手を見極めて選びたい」と語った。