強い台風11号、渦巻く白い雲


宇宙ステーションから米飛行士が撮影

強い台風11号、渦巻く白い雲

国際宇宙ステーション(ISS)から7日夕に撮影された台風11号。沖縄・南大東島に接近して北上中だった。写真左端はISSの構造物(米宇宙飛行士リード・ワイズマン氏のツイッターから)

 強い台風11号の渦巻く白い雲が国際宇宙ステーション(ISS)から撮影され、長期滞在中の米国のリード・ワイズマン宇宙飛行士が8日までにツイッターに掲載した。撮影は7日夕で、11号は沖縄・南大東島に接近して北上中だった。渦巻く雲は地球の輪郭を覆うように広がって見える。

 ISSは高度約400キロで地球を周回しているため、台風の画像は赤道上空約3万6000キロの静止軌道にある気象衛星「ひまわり」の撮影画像より迫力がある。ワイズマン氏は7月には大型台風8号が沖縄に接近する前の様子の写真を掲載した。