安倍首相「ブラジルは日本の師匠だ」
ジーコ氏らと交流、日本サッカー発展への貢献に謝意
サッカー元日本代表監督のジーコ氏に「感謝」と書かれた記念品を贈呈した安倍晋三首相＝１日、ブラジル・ブラジリア（時事）
安倍晋三首相は１日、ブラジリアで、サッカーの元日本代表監督ジーコ氏ら日本でプレー経験があるブラジル人の元サッカー選手らと面会した。
首相は「ブラジルは日本の師匠だ。（ブラジル出身の選手が）日本に世界レベルの技術とプロの心構えを教えてくれた」と、日本サッカー発展への貢献に謝意を示した。
ジーコ氏らは東日本大震災後、被災者支援のためのチャリティー試合に参加しており、首相は、寄付金を集めてくれたことへの感謝を伝え、記念品も贈った。
面会には、ブラジル代表監督のドゥンガ氏や元鹿島アントラーズ選手のアルシンド氏らも同席。代表してジーコ氏があいさつし「日本では人をもてなすという文化を学んだ」と語った。
首相はジーコ氏とサッカーボールをパス交換して両国の絆をアピール。ヘディングもしてみせるなど上機嫌だった。（ブラジリア時事）
