海上保安庁、職員を派遣し安全指導


目立つ「海なし県」の水難者、余裕ないレジャー増加

海上保安庁、職員を派遣し安全指導

長野市の小学生に対し、海辺の安全を指導する海上保安官(左上)=2日、新潟県糸魚川市(海上保安庁提供)

 「海なし県」など内陸の地域から海辺に来た人の水難事故が目立っている。海上保安庁によると、新潟県や福井県など日本海側の一部で、地元県民を上回る人数が溺れるなどしている。

 高速道路網の発達で、余裕のない日帰りレジャーが活発になったことが背景にあるとみられ、同庁は、職員を派遣し安全指導するなど、対策を進めている。