青森・五所川原市の「立佞武多の館」が10周年


高さ二十数メートルの巨大な人形型の山車を展示

青森・五所川原市の「立佞武多の館」が10周年

 青森県五所川原市の「立佞武多(たちねぷた)祭」の主役で、高さ二十数メートルの巨大な人形型の山車を展示した「立佞武多の館」が、開館10周年を迎えた。入場者は今年中に150万人に達する見込みという。

 明治から大正時代に豪商らの力の象徴として隆盛を誇った山車を、地元有志が復活させ、1998年に約90年ぶりに市街地を練り歩いた。

 同館は2004年に完成。展示室部分は4階までの吹き抜けで、らせん状のスロープなどから間近に見られる。

 今年8月も、約15台の山車が「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声とともに市内を練り歩く。