「アナと雪の女王」動画で子育て啓発


ありのままの県知事11人が出演

「アナと雪の女王」動画で子育て啓発

動画撮影に臨む村井宮城知事(右端)と地元の幼稚園児=6月30日、仙台市(宮城県提供)

 村井嘉浩宮城県知事、飯泉嘉門徳島県知事や阿部守一長野県知事ら全国の知事11人が、人気映画「アナと雪の女王」の主題歌を使った子育て啓発動画の作成に取り組んでいる。動画では、歌に合わせて各知事が順番に登場。地元の子供たちと共演するなどし、子育てしやすい社会の実現を訴えている。15、16日に佐賀県で開かれる全国知事会で披露される予定。

 動画作成は、子育て支援や少子化対策について地方から発信しようと、11県の知事でつくられた「子育て同盟」の活動の一環。「ありのままの」のフレーズが人気の主題歌「レット・イット・ゴー」にのせて、子育て啓発を図ることとした。

 動画は約3分半で、現在、佐賀県で編集作業中という。冒頭に子育て啓発に関するメッセージが入る。それぞれの知事が交代で登場し、雪の女王を演じる。知事会での披露を皮切りに、インターネット上でも公開される予定で、森雅子少子化担当相の出演シーンもあるという。