加藤智久氏「話せる日本人を1000万人に」
「スカイプ」を使ったオンライン英会話最大手レアジョブ社長
先月27日に東証マザーズに新規上場したオンライン英会話最大手、レアジョブの加藤智久社長(33)は5日までにインタビューに応じ、インターネット電話「スカイプ」を使ったフィリピン人講師との格安の英会話レッスンを主軸にサービスを広げ、「日本人1000万人を英語が話せるようにしたい」と事業拡大への意気込みを語った。
レアジョブは毎日25分のレッスンで月額5800円(税抜き)という低価格が人気を呼び、2007年の創業から7年で無料の登録会員数が累計23万人(有料会員は約3万人)に達し、1日当たりの提供レッスン数も1万回を超えるなど、急速に事業規模を伸ばしている。
加藤社長は今回の上場について「これまでの成果が認められた形で、率直に言ってうれしいが、かけられた期待も大きい」と指摘。その上で「誰もが英語を話せるようになるサービスにしていきたい。そこに行けば誰もが運転できるようになる、自動車学校のような存在になりたい」と述べた。