大気不安定で住宅街に大量のひょう積もる


東京・三鷹や調布で、雪が降ったように道路一面が真っ白に

大気不安定で住宅街に大量のひょう積もる

ひょうが降り積もった住宅地の道路。「午後2時くらいから、石を屋根に投げ付けられているような音がし、2時間ほどひょうが降り続いた。家の中にいても怖かった」と住民が語った=24日夕、東京都調布市仙川町

 関東地方は24日、大気が不安定な状態となり、東京都三鷹市や調布市などでは大量のひょうが降り積もり、住民らが除去作業に追われた。道路一面が雪が降ったように真っ白になった所もあった。

 ひょうの大きさは直径2センチぐらい。三鷹市中原では、重機などで道路脇に寄せられたひょうが数十センチの高さになり、大雪が降り凍ったような状態に。住民はスコップで「ひょうかき」に追われた。

 住民によると、午後2時半ごろからひょうが降り始めた。自営業の男性(46)は「家の窓にひょうが激しく当たる音がし、いつガラスが割れるか怖かった。こんなことは初めて」と驚いていた。

 警視庁三鷹署にはひょうや道路の冠水などで110番が相次いだが、けが人は出ていない。

 気象庁は「関東地方は大気の状態が不安定で積乱雲が発達し、ひょうが降りやすい状態だった」と説明している。同庁によると、関東甲信地方の上空約5500メートル付近には氷点下12度以下の寒気が流れ込んでおり、同庁は大雨や落雷などに注意を呼び掛けている。