ＪＲ水沢駅のホームに南部鉄器の風鈴
「残したい日本の音風景100選」、夏の風物詩として定着
岩手県奥州市のＪＲ水沢駅のホームに、南部鉄器で作られた風鈴が飾られ、駅構内には涼しげな音色が響いている。市内の鋳物業者らがこの地域の特産品である南部鉄器をＰＲしようと１９６３年に始めた取り組みで、「残したい日本の音風景１００選」にも選ばれている。
地元では夏の風物詩としてすっかり定着。毎年この時期になると約１５００個の風鈴が駅ホームの天井に飾られる。
風鈴は定番の釣り鐘形や朱色の金魚形など工夫されたものが並び、音色もさまざま。８月末ごろまで楽しめる。
