「日本酒フェア」で自慢の日本酒をアピール


テーマは「國酒を味わう」、吟醸酒440点のきき酒

「日本酒フェア」で自慢の日本酒をアピール

 日本酒の魅力を堪能できる国内最大級の日本酒イベント「日本酒フェア2014」(主催、日本酒造組合中央会)が21日、東京都豊島区の池袋サンシャインシティで開かれ、出展した全国の酒造組合・連合会などが自慢の日本酒を試飲などを通じてアピールした。

 8回目となる今年は、「國酒を味わう」をテーマに、平成25酒造年度全国新酒鑑評会で入賞した吟醸酒約440点のきき酒ができる「全国新酒鑑評会公開きき酒会」と全国の蔵元自慢の銘酒を試飲、販売する「第8回全国日本酒フェア」を同時に開催。同組合中央会の山本純一常務理事は「今年最高の大吟醸などが味わえるので、好みの味を見つけてほしい」と話した。

 埼玉県在住の会社員男性(50)は「毎年来ているが、今年は、若い人や女性客が多くて驚いた。今年も素晴らしいお酒の出来だったが、若い人にも(日本酒の)魅力が伝わっているようでうれしい」と満足げだった。