W杯ブラジル大会の初戦へ自信、ザック監督


きょうコートジボワール戦、長谷部「わくわくしている」

W杯ブラジル大会の初戦へ自信、ザック監督

コートジボワール戦を前に記者会見で抱負を語る長谷部(左)。右はザッケローニ監督=13日、レシフェ(時事)

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、日本代表は14日午後10時(日本時間15日午前10時)から1次リーグC組初戦のコートジボワール戦に臨む。ザッケローニ監督は13日、レシフェにある試合会場のペルナンブコ・アリーナで記者会見し、「選手の状態はいい。力がまとまっている」と自信を見せた。

 先発メンバーについては「W杯の初戦は誰にとっても重要な試合。既に決めている」と述べたが、「まだ24時間あるのでさらに考える」と付け加えた。体格の優れたコートジボワールについては、「相手はそれだけでなく、持っているものを全て出すだろう。体格面が勝負を分けるかは解釈による。われわれには重要ではない」と語った。

 日本がどこまで勝ち進むかという問いに対しては、「宣言はしない。日本は前回のW杯で16強まで進み、それ以来成長している。どういう結果を残せるか楽しみ。初戦を終えて、具体的に答えられると思う」と話すにとどめた。監督とともに記者会見した主将の長谷部(ニュルンベルク)は「ブラジルW杯でいい結果を出すために、日本らしいサッカーを4年間追求してきた。最高の準備ができた。わくわくしている」と意気込んだ。

 日本代表は7日夜にブラジルの拠点のイトゥに入り、最終調整を続けてきた。13日午後、レシフェに到着して試合会場で公式練習を行った。(レシフェ〈ブラジル〉時事)