高さ11メートル、怪獣ゴジラの壁画が完成
今年生誕60周年、東京・東宝スタジオでお披露目
今年生誕60周年を迎える怪獣ゴジラの壁画が、映画が撮影された東宝スタジオ(東京都世田谷区)に完成し、5日お披露目された。スタジオ外からも見ることができ、怪獣王ゆかりの名所として人気を集めそうだ。
壁画は同スタジオの「第5ステージ」の壁面に高さ11メートルのサイズで描かれた。1994年の映画「ゴジラVSスペースゴジラ」に登場したゴジラをモデルに、画家の塙雅夫さんが手作業で描いた。総工費は800万円で、完成まで3カ月を要したという。
同日行われた落成式には、第1作に主演した宝田明さん(80)とハリウッド版の最新作を手掛けたギャレス・エドワーズ監督も出席した。塙さんは「(着ぐるみのゴジラへの)スーツ愛を持ちつつ、生き物としての動きや自然さを盛り込んだ」と話した。