米MS、「ノートPC代替機」でてこ入れ
タブレット型多機能携帯端末「サーフェスプロ3」発売へ
米マイクロソフト(MS)は20日、ニューヨークで開いた発表会で、タブレット型多機能携帯端末「Surface Pro(サーフェスプロ)3」の新製品を公開した。販売低迷が続くタブレット型端末のてこ入れを図る。
新製品は「ノート型パソコンの代替機」としての特長を強調。画面サイズは12インチと、従来製品の10・6インチから広げる一方、重さは800グラム、厚さも9・1ミリと従来製品よりも抑えた。基本ソフト(OS)には「ウィンドウズ8・1プロ」を搭載。米国での販売価格は799ドル(約8万1000円)から。
ナデラ最高経営責任者(CEO)は「タブレットとノート型の最良の部分を取った端末」を目指したと強調した。
北米では6月20日から一部機種を発売。8月末までに日本など26カ国・地域で順次発売される。日本など一部を除き今月21日から予約を受け付ける。
2012年10月に発売されたサーフェスだが、販売が苦戦している。(ニューヨーク時事)