ケネディ駐日米大使、被災児童施設を訪ねる


いわき市で詩集とテディベアを寄贈、洋上風力発電も視察

ケネディ駐日米大使、被災児童施設を訪ねる

東日本大震災の被災児童施設を訪れ、記念撮影で子供たちに囲まれるケネディ駐日米大使(中央)=15日午後、福島県いわき市

 ケネディ駐日米大使は15日午後、福島県いわき市にある東日本大震災の被災児童施設「チャイルドハウスふくまる」を訪れ、地元の保育園児30人と交流した。大使は「コミュニティーが一体となって子供たちの希望、復興のために力を尽くすことは非常に大切」と話し、自著の詩集とテディベアを寄贈。子供たちからは母の日にちなんだカーネーションの花束を受け取った。

 「ドキドキしたけれど(大使は)笑っていて優しかった」と花束を手渡した数馬煌くん(6)。記念撮影の合間には、大使が特製のメダル型のチョコレートを子供たち一人ひとりに配る場面もあった。

 施設は震災遺児や孤児のための相談を受け付けるほか、原発事故により外遊びを控えるようになった子供たちのために屋内遊び場にもなっている。

 大使は同日午前に福島県沖で実証実験中の洋上風力発電設備も視察。海に浮かぶ「浮体式」風車の土台に自らの足で登った。「素晴らしい技術を福島で見ることができてよかった」と話し、風車の安定感に驚いた様子だったという。