10年目のクールビズ、中央省庁などで始まる
環境省の藤本係長「おしゃれな服装で会話が生まれる」
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クールビズが始まり、ノーネクタイやかりゆし姿などの軽装で執務する環境省職員＝１日午前、東京・霞が関
夏の職場を軽装で過ごすクールビズが１日、中央省庁などで始まった。地球温暖化対策の一環で２００５年にスタートし、今年で１０年目となる。期間は１０月３１日までの半年間。
午前９時現在の東京都心の気温は２０・２度と汗ばむ陽気となり、ノーネクタイやかりゆし姿で出勤する職員が目立った。従来は６～９月に行われていたが、東日本大震災が発生した１１年以降は節電対策で期間を前後１カ月ずつ延長している。
クールビズを推進する環境省国民生活対策室の藤本なな絵係長は「（温暖化対策で）軽装になるだけでなく、男性がおしゃれな服装をすることで会話も生まれている。１０年間で浸透してきたのかなと思う」と笑顔で語った。
