上野で日本パキスタン外交樹立62周年を祝う


「パキスタンフェスティバル」開催、猪木議員も出演

上野で日本パキスタン外交樹立62周年を祝う

ヘナアートで、パキスタンの女性から腕にカラーの絵を描いてもらう日本人女性(左手前)=26日午後、東京・上野公園で

 在日パキスタン大使館(ファルーク・アーミル大使)は26日、東京・上野恩賜公園で「パキスタン・ジャパンフレンドシップフェスティバル」を開催し、大勢の人々が大噴水近くの会場を訪れた。これは日本とパキスタンの外交樹立62周年を祝う催しで、東京都や日本外務省も後援している。

 会場内では、中央のステージでパキスタンの音楽や舞踊、ファッションコンテストなどが行われ、パキスタンの文化を日本人にも分かりやすく紹介した。また、会場内に設置された屋台やテントの出店では、腕にカラーで絵を描くヘナアートやピリ辛カレー、肉を串刺ししたケバブ料理などに人気の行列が並んだ。

 2日目の27日は午後2時すぎから、アントニオ猪木参院議員が特別出演し「元気かー!」と会場に気合を入れることになっている。猪木議員は昨年のパキスタンバザールで、ファルーク大使からパキスタンのスポーツ親善大使に任命されており、パキスタンでのプロレス興行にも実績を積んでいる。同フェスティバルには2日間で約2万人の来場が見込まれている。