村田諒太「1ラウンド目の流れが一番大事」
4月にゴロフキンと王座統一戦、帝拳ジムで練習を公開
世界ボクシング協会(WBA)ミドル級スーパー王者の村田諒太(帝拳)が28日、国際ボクシング連盟(IBF)同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との王座統一戦(4月9日、さいたまスーパーアリーナ)を前に東京都内の帝拳ジムで練習を公開した。
2ラウンドのスパーリングでは、相手との距離を詰めて打ち合った。練習後に取材に応じた村田は、「1ラウンド目の流れが一番大事。(前に出て)プレッシャーをかけられればチャンスはある」と試合のポイントを挙げた。サンドバッグ打ちは8ラウンドと時間をかけ、左のフックなどを入念に確認した。
新型コロナウイルスの感染拡大による延期もあり、約2年4カ月ぶりの試合となる。「試合が怖いというのもちょっとあるが、延期が一番怖い」と本音を漏らした。