W杯出場を決めた森保一監督「重圧があった」


6連勝で切符獲得、本大会に向け9月には海外遠征も

W杯出場を決めた森保一監督「重圧があった」

7大会連続のW杯出場を決め、記者会見するサッカー日本代表の森保監督=26日(日本サッカー協会提供)

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会出場を決めた日本代表の森保一監督らが26日、オンラインで記者会見を行った。アジア最終予選で24日に敵地でオーストラリアを下し、7大会連続の切符をつかんだ。森保監督はチーム立ち上げからW杯出場権獲得まで率いた初の日本人指揮官となり、「私が結果を残さなければ他の日本人指導者の評価も変わってしまう重圧があった」と打ち明けた。

 最終予選は1勝2敗と出遅れたものの、6連勝と巻き返した。一時は監督解任論も浮上したが、日本協会の田嶋幸三会長は「信頼は揺るぎなかった。信じてサポートしてよかった」と実感を込めた。

 11月開幕の本大会に向けては、4月1日の組み合わせ抽選の結果を踏まえて強化試合などを組む方針。反町康治技術委員長は5月末~6月上旬の国際Aマッチ期間に4試合、9月下旬には海外に遠征して2試合を実施する考えを示し、「抽選次第だが、強いチームとやりたい。W杯に出る相手が理想」と述べた。