老舗画廊の新たな試み、展示にメタバースを活用


「ギャラリーせいほう」で小井土滿展「脳内日記と鉄水墨」

老舗画廊の新たな試み、展示にメタバースを活用

鉄水墨「遠望」

 現代彫刻の老舗「ギャラリーせいほう」(東京都中央区銀座)で最新のデジタル技術を取り入れた新たな試みとなる小井土滿展「脳内日記と鉄水墨」が3月28日から始まる。期間は4月8日まで。

 同展は、敷居が高く画廊への若者離れが顕著になっている昨今、アートや作家と触れ合える機会を増やそうと、最新デジタル技術メタバースを活用したものとなっている。

 同展では、イメージ作家小井土滿が自然を題材に、海外を旅して五感で感じた自然を柔らかく鉄の彫刻で表現した鉄水墨「遠望」や40年間書き留めているイメージ画「脳内日記」を展示する。

 営業時間は11時から18時30分。日曜・祝日休館。問い合わせは、(電)03(3573)2468。