カズ「点取れれば踊りたい」、鈴鹿市長を表敬
J3へ「思い切って戦う」、市は特産のかぶせ茶を贈呈
サッカー元日本代表FWで日本フットボールリーグ(JFL)、鈴鹿ポイントゲッターズの三浦知良(55)が9日、シーズン開幕を前に三重県鈴鹿市の末松則子市長を表敬訪問し、「一番大事なことはチームの勝利。良い場面で点が取れれば(カズダンスを)踊りたい」と誓った。
スーツにサングラス姿の三浦は、兄で監督兼ゼネラルマネジャーの泰年氏(56)らとともに訪問。市職員や来庁者ら約200人に拍手で迎えられると、手を挙げて応えた。
三浦は「毎日いろんな選手と話をし、少しずつ自分自身もみんなと成長している。非常に良いトレーニングもできており、ここまで順調にきている」とあいさつ。泰年氏は「勝利と成長」を目標に掲げ、JFL優勝とJ3昇格に向け「しっかりした準備はできている。思い切って戦っていきたい」と力を込めた。弟に対し、「勝利につながるカズダンスを見たい」と求める場面もあった。
末松市長は「注目度に加え、期待度も満点以上に盛り上がっている」と話し、13日の開幕戦に応援に行くことも明かした。市はJ3昇格や三浦の「3」にかけて、特産のかぶせ茶180袋を段ボール3箱に分けてチームに贈った。