セブン―イレブン、セルフレジの画面が空中に


触れずに操作、感染リスク減らす狙い、都内6店舗で導入へ

セブン―イレブン、セルフレジの画面が空中に

タッチ画面の映像が宙に浮き、実際に触れることなく操作できるセルフレジ(セブン―イレブン・ジャパン提供)

 セブン-イレブン・ジャパンは28日、レジのタッチ画面の映像が空中に浮かび上がり、実際の画面に触れることなく操作、会計できるセルフレジの実証実験を2月1日から都内6店舗で順次始めると発表した。新型コロナウイルスなどの感染リスクを減らす狙い。

 レジ台の下に設置されたタッチ画面の光が特殊なガラスパネルを通過し、レジ台の上部に像が浮かび上がる仕組み。センサーが指の動きを感知し、操作できるようになっている。

 セブン-イレブンは2026年2月までにほぼ全店にセルフレジを導入する計画で、この非接触レジも活用する。開発したアスカネット(広島市)は「触れずに操作できる不思議な感覚を体験してもらいたい」としている。