気象庁が東京での桜開花を発表、高知は満開


平年より1日早い開花、大分・下関・広島・横浜でも

気象庁が東京での桜開花を発表、高知は満開

25日に開花が確認された靖国神社の標本木のソメイヨシノ。東京の開花は平年に比べ1日早く、1953年の観測開始以来2002年と並んで最も早かった昨年より9日遅かった=25日午後、東京都千代田区

 気象庁は25日午後、東京都千代田区の靖国神社にある桜(ソメイヨシノ)の標本木が開花したと発表した。1週間程度で満開となる見込み。一方、18日に日本列島で最も早く開花した高知市では満開となった。

 東京の開花は平年に比べ1日早く、1953年の観測開始以来2002年と並んで最も早かった昨年より9日遅い。都心では大手町の最高気温が24日は18・5度、25日は22・3度と暖かくなったことから、開花が進んだ。

 25日は大分市や下関市、広島市、横浜市でも開花した。九州では全県庁所在市で開花し、24日には四国の松山市、東海の岐阜市、名古屋市、静岡市でも開花している。